合同会社臨床運動障害研究会

レポート12 乗り物事情

平成25年4月30日


ドミニカ共和国に来て、早半年が過ぎました。ということは、活動の1/4が終わったということで。。。。あっという間で、時間の経過が本当に早く感じます。先日、日本でいうところのDr.診療部長と活動について、派遣されているセラピスト&調整員(JICAボランティア担当員)と話し合いがありました。我々が思う問題点やそれに対する提案なども話合えました。その結果も含め、これからしていこうと思うことが少しづつですが見えてきています。忙しく活動することで時間の流れの速さをさらに感じるでしょうが、後悔のないようにこれからも頑張って走り続けたいと思ってます。

最近の1番のNEWSといえば、今月1日に待ちに待ったMetro(地下鉄)がついに、ついに開通しました!「ドミニカ共和国に地下鉄?」って思う人もいると思いますが、僕が来る数年前から1線だけ首都を縦断するラインが走ってました。今回は横のラインが開通したのです。昨年末に1週間だけ試乗で動き、2/27の独立記念日に開通ではないかと言われて開通せず、、、、3月中旬と言われて開通せず、、、、しかし、今回3度目の正直でやっと開通しました。何故こんなに喜んでいるかと言いますと、通勤に使えるからなんです(>_<)  今回はドミニカ共和国の乗り物事情についてお話します。

1) Metro:街を縦断する1号線と横断する2号線の2線。1回RD$20。日本のようにカードにお金をチャージして、自動改札を利用することも可能。駅と車両に警察が常駐している。時刻表はないが、だいたい5分強に1本ペース。

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2) onsa:大型乗合バス。1回RD$15。時刻表は無く、20~30分待つこともあり。各バス停で乗り降りする。

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3) guagua:小型乗合バス。1回RD$25。頻繁に数多く走っていて、ルートが決まっているが、乗り降り自由。当然時刻表はなく、走っているのを呼び止めて乗る。たくさん人を乗せたいため客引きをするため、なかなか走り出さない時あり。
4) guaguita:乗合バン車両。1回RD$25。頻繁に数多く走っていて、小型のため小回りが利く。これもルートが決まっており、乗り降り自由。
5) concho=carro publico:乗合普通自動車でルートが決まってるもの。1回RD$25。数多く走っているが、自動車内が狭くスリ等の被害riskが高いため、JICAでは使用禁止。
6) moto concho:バイク版。数多く走っていて、目的地まで連れってくれるが、危険のためJICAでは使用禁止。
7) taxi:日本と同様。taxi会社にtelすると、無線で近くにいるtaxiを探して、迎えにきてくれ目的地まで連れってくれる。1回RD$150~。ドミニカ共和国では、19時~7時まで徒歩での外出は禁止されているので、この時間は利用することになる。

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これまではguaguaかguaguitaを使用してきました。 3人掛けの椅子に4人坐らされたり、扉につかまり立ちをするほど超混雑してまして(-_-;) さらにドミニカ共和国は車やバイクの交通マナーが非常に悪く、車線割り込みは当たり前、交通渋滞も頻繁に起こり、結果事故も頻繁に起こってます。そしてさらに交通渋滞が起こるといった悪循環。。。。酷い時は5km強の通勤に30分弱かかるときもありました。ランニングして行っても一緒やん。。。。それがMetroのおかげで時間が読める上に冷房も効いており快適!駅や車両には警官が常駐しており、安全面も考慮されています。おまけにRD$20と安いとくれば使わない訳がありません(≧▽≦)
僕の派遣先では、交通事故、特にバイク事故による骨折や切断に至ったptをよく見かけます。Metro開通により、交通渋滞緩和や交通事故の減少に繋がればと思います。

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