合同会社臨床運動障害研究会

レポート7 赴任

平成24年11月28日


こんにちわ。

日本では紅葉も終盤で、徐々に寒くなってきている頃でしょうか。
ドミニカ共和国も北半球に在るため、徐々に過ごし易くなってきました。雨期も終盤にかかり、毎日あったスコールも最近はほとんどありません。
日中は日差しがキツく暑いですが、夜間は扇風機を使うことなく窓を閉めて寝れるようになってます。とはいえ服装は半袖、短パンなんですが(^_^;)
語学学校も終了し、ドミニカ共和国在日本大使表敬を経て、11/1に経済計画開発省庁(以下MEPYD)にて着任式がありました。通常はJICA事務所があるビル内で行っているそうなのですが、今回のMEPYDで行うのは異例とのこと。ドミニカ共和国の国際協力副大臣や日本大使なども出席していただき、23-2隊員計18名(SV8名、JV10名)とそれぞれの赴任先関係者が出席しての大イベントとなりました。TVや新聞の取材も来ていて、この写真は翌日の新聞に載ったものです。イベント後、品のあるご老人が僕の名前を呼び話しかけてきました。何を言ってるのかほとんど解らず愛想笑いだけしてたら、そのご老人はADRの創始者であることが後で判明しました。。。。ドミニカ共和国で結構な有力者らしいのですが、愛想はイイ奴だと思ってもらえたとポジティブに考えときます(^_^;)

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赴任にあたり11月から住居が替わりました。基本的にSVは自身で探したアパートを借りて、JVは赴任先が斡旋してくれたHome stayでの滞在となっています。それぞれJICAの審査(2F以上の住居か、窓や玄関に鉄格子は付いているか、カギは3つ以上あるか等)を経てきています。私は長年ADRでNs.として働き、今は退職されている方のお宅でHome stayとなりました。彼女は以前ADRのOT隊員を受け入れた経験があり、また元職員のためADRやRHへの理解がありいろいろと助かります。
私が活動するADRですが、ポリオの後遺症がある子供の母であるMary Perez Marranziniが1963年に創立したNGO団体です。来年には国土に30支部を持つドミニカ共和国では大きな医療系組織です。私がいる本部ではDr.部門、PT部門、 OT部門、PO部門、MSW部門などがあり、そして養護学校も併設されています。本部では今までOTや養護教諭など受け入れてきたようです。PTは過去に支部で受け入れがあったようですが、本部では今回が初とのことです。

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仕事の方ですが、今月前半戦はほぼ見学実習(^_^;) スタッフの顏と名前を覚えコミュニケーションをとっていき、仕事の流れや治療風景等の見学しながら、今後自分がどのような活動をしていくのか考えていました。後半からは少しずつ治療に参加出来、週に1回ずつOT部門とPO部門の見学にも行っています。治療に参加したり同僚に意見を求められても、まだまだ語学が未熟なため、患者様も含めしっかり説明が出来してやれないもどかしさがあります。PTスタッフ関係者が30人近くいて、それを覚えるだけでも大変だったので、スペイン語が話せるようになるのかホントに心配になってきました。。。。(>_<)
また今後少しずつ、施設の紹介もしていきますね。